「海外安と円高からほぼ全面安・ただし金相場は小幅な下げにとどまる」【ドットコモディティ】

(1/13) 更新
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【原油】
13日の原油相場は、軒並み安。前日のNY安から連想売りが誘われた。大引けの前営業日比(帳入値比較)は420~180円安。先限の帳入値段は前日比410円安の5万1950円。
12日のNY原油は続落。総じて1ドル強の下落となった。中心限月の2月限は前日比1.77ドル安の99.10ドル。一時98ドル台まで下げた。100ドルの大台割れとなったことで、市場心理は弱気に傾いている。
米経済の減速が懸念されていることから、NY原油マーケットには売り人気が入りやすい市況情勢となっている。昨年12月の米小売売上高の伸びが予想を下回り、年初の消費支出の減少を示すと受け止められた。先週の新規失業保険の申請件数は増加した。更にまた12月の米小売売上高は0.1%増にとどまり、事前予想の0.3%増を下回った。11月は0.4%増だった。1月7日に終わった週の失業保険新規申請件数は2万4000件増の39万9000件となり悪化する傾向にある。米景気指標の悪化とともに米国のガソリンなどエネルギー需要が減退するとともに需給バランスが暗転するのではないかとの見方が誘われている。
本日午後5時からの夜間取引は、揉み合い推移を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在100.14ドル。予想レンジ(先限)は、5万1700~5万2200円。

【金】
13日の東京金の日中取引は、総じて小安い。大引けの前営業日比は7~2円安。前日のNYは小幅続伸となったが、為替が円高に振れたことが小口の売りを誘った。
12日のNY金市況は小幅続伸。全限ともに11日と同様に8ドル前後の上昇となった。中心限月の2月限は前営業日比8.1ドル高の1647.7ドルで引けた。一時1662ドルまで上昇した。
小幅な範囲にとどまったとはいえ、NY金は続伸となり一時1カ月ぶりの高値をつけた。ドルの下落や、中国が金融政策を緩和するとの観測が広がったことでファンドの買いが入りやすい市況情勢となっている。ドルは対ユーロで6週間ぶりの大幅安となり、代替投資先としての金の需要が高まった。スペインはこの日実施した国債入札で目標上限のほぼ2倍を調達、欧州債務懸念の後退につながった。中国のインフレ率は1年3カ月ぶりの低い伸びに鈍化し、同国政府が景気浮揚に向けた措置を請じるとの観測が強まった。
本日、5時から取引が再開される夜間取引では、強含みの展開が予想される。ロコ・ロンドン現物が下値堅い展開なっていることが評価されそうだ。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1647.15ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4050~4090円中心。
 
【コーヒー】
13日のコーヒー相場(アラビカコーヒー)は、まちまち。大引けの前営業日比は、320円安~200円高。先限は320円安の2万4450円で引けた。
12日のNYコーヒー相場は、軒並みに弱含み。総じて1セント前後の下落となった。中心限月の3月限は1.00セント安の233.90セントで取引を終えた。
 
【ゴム】
13日の東京ゴム先物相場は、軒並み安。石油安などが連想売りを誘った。大引けの前営業日比は、4.2~2.0円安。先限は2.8円安の277.6円で引けた。
原油相場が続落し、前日のWTI原油が100ドル割れとなったことから石油安、インフレ懸念の後退などから連想売りが先行した。参考までに、前日のWTI原油は中心限月が100ドルを割り込んだ。ただし、今日の相場が、タイ政府が決定させようしている政府の価格支持政策が材料として織り込まれているかどうかは微妙。タイ政府は税金を拠出して、これ以上の価格下落を阻止する構えである。この詳細に関しては、以下のとおり。
バンコクポストなどが伝えるところによると、タイ政府はゴムの市場価格を吊り上げ、農民による抗議を終了させるために市場価格以上の供給品を購入することに合意。政府は、20万トンのゴムを購入し、かつ現物価格を今後2カ間で120バーツに上げるために老化した木を切り倒すよう農家を促すため、100億バーツ(3億1500万ドル)を費やすだろう、との見解を示した。
タイRSS3(対日商社向け2-3月FOB契約/バンコク港積み)340.00¢。理論上の採算値は269.70円。原料であるUSS3はkg当り89.0バーツ中心。

【大豆】
13日の東京一般大豆は軒並み安。大引けの前営業日比は、560~290円安。先限は380円安の3万8610円で取引を終えた。東京コーン相場は大幅下落。大引けの前営業日比は1190~640円安。先限は640円安の2万2440円で取引を終えた。
米農産物の需給予想の概要は次の通り。コーンは、11年産米の生産高予想は前月から4800万ブッシェル上向き修正して123億5800万ブッシェル(前年比0.7%減)となり、事前の業者予想平均を約9000万ブッシェル上回った。作付面積はほぼ据え置いて、収穫面積を約5万エーカー上向き修正した。平均単収は前回から0.5ブッシェル増加して147.2ブッシェルとなり、前年実績を5.6ブッシェル下回って8年ぶりの低水準。期初在庫と輸入量を含めた今年度の供給合計が135億100万ブッシェル(同比5%減で5年ぶりの低水準)となる。需要量は国内向け(飼料・工業用)が前月予想の110億500万ブッシェル(同比2%減)を据え置き、輸出量を5000万ブッシェル上向き修正して16億5000万ブッシェル(同比10%減で9年ぶりの低水準)としたため、需要合計も5000万ブッシェル上向き修正して126億5500万ブッシェル(同比3%減で3年ぶりの低水準)となる。この結果、期末在庫は前月から200万ブッシェル下向き修正して8億4600万ブッシェルとなり、前年度から2億8200万ブッシェル取り崩されて16年ぶりの低水準だが、事前の業者予想平均を9800万ブッシェル上回った。在庫率は6.7%で前月予想と変わらずだが、16年ぶりの低水準で需給は急速に引き締まる見通し。

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<会社概要>
会社名 : ドットコモディティ株式会社( http://www.commodity.co.jp/ )
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 : 舟田 仁(じん)
資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:商品取引受託業務、海外商品先物取引業務、店頭商品デリバティブ取引                                                
     経済産業省・農林水産省許可商品取引会社

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